用語説明:トリガーポイント
トリガーポイント=以下、TP略
TPは、主に筋に発生します
痛みや違和感のある筋肉の中の更に、硬いしこりのような部分を指します。
押すと周辺または他の場所に痛みを派生させます。
例えば、胸鎖乳突筋の硬い部分を押すと側頭部に痛みが発生する状態のことです。
TPには自発的なものと、TPを押す事によって痛みを起こす他発的なものがあります。
TPが筋の伸長・短縮・加圧などの物理的負荷や、炎症、老廃物などに由来する科学的負荷、その他、冷却などの過負荷によって引き起こされることをTPの活性化と言います。
他の場所に痛みを出す関連痛 (※以下に説明)や・筋を押して局所痙攣が起こる・筋の硬結がみられれば、TPとみなし施術対象とします。
用語説明:トリガーポイントセラピー
トリガーポイントセラピー=以下、TPT略
直訳すると「引き金点療法」
発生した痛みの遠隔部位に、その原因となる筋肉の硬結=引き金点があり、様々な方法(ストレッチ・鍼・虚血圧迫etc.)を用いて解放し、痛みを取り除いていくというもの。
当院では主に、虚血圧迫法を用いて施術をしております。
用語説明:虚血圧迫法
きょけつあっぱくほう
一次的に血液の流れを止めます
TPは、筋収縮や血管収縮などにより虚血状態になり、悪循環を招いています。
血液の流れを回復させてあげることが治療の第一歩となります。
強い押圧をTPに施すことにより、一時的に更なる虚血状態をつくり、圧を解放した後のリバウンド゙現象を利用して血液の循環を矯正的に促します。
生体は、一時的に血液の流れが阻害されるとリバウンド現象として、その部位により多くの血液を流そうとする働きを備えています。
指圧やマッサージに慣れ親しんだ日本人には、抵抗無く受け入れられる治療法です。
用語説明:関連痛
かんれんつう
TPによって引き起こされる諸症状のこと
TPによって遠隔部位に起こった 痛み・しびれ・違和感 等を関連痛と言います。
また、関連痛の起こった場所を関連痛域と言います。
余談ですが、
故ジョン・F・ケネディの主治医であったJ・トラベル(内科医:女性)がTPTによる関連痛を体系づけ今日に至っています。
J・トラベルは、TPに高張食塩水を筋注射することによって関連痛域を決定しました。
例)胸鎖乳突筋の場合、胸骨部に4カ所・鎖骨部に3カ所、TPの発生し易い場所があり、主に側頭部や前頭部に関連痛域を持ちます。
用語説明:チェーンリアクション
チェーンリアクション
連鎖反応としてTPを発生させていきます
TPによる関連痛は、その関連痛域に新たなTPを発生させます。
この流れをチェーンリアクション=連鎖反応と言い、最初に発生したTPを1次TP(原発性TP)、新たに起こったTPを2次TPと言います。
TPの発生し易い場所と東洋医学で言う”ツボ”とは約7割で一致しており、チェーンリアクションによるTPの発生経路と経絡の流れとはほとんど同一なものと言えます。